代車がほぼ新車同然て…

我がスイフトが何回目かの車検で、ディーラーに預かってもらっている間の代車というのが、現行ソリオの、ほぼ新車だったりした。
何しろ、登録が今年の3月で、走行距離がたったの1,500kmという・・・(ちなみに我がスイフトは、ぼちぼち7万キロに迫っていたりする)
33lの小さめな燃料タンクを満杯にして、一日で、そのほぼ半分くらいを使ってみての感想。
日常のアシとしては、悪くない・・・と言うか、足回りはむしろ旧型スイフトよりもしっかりしていたりして、ドライバーに不安を感じさせない造り。
だいたい、運転して疲れないし、やっぱり新車って言うのはいいもんだなと。
ただ、エンジンが…と言うか、CVTって言うのはダメだなと。
ちなみにソリオのエンジンは現行スイフトとまったく同じ型式なんで、素性は決して悪くないはず。
しかし、何しろエンジンのおいしい領域をまったく使えないので、峠に入るとまったくの無力。
ATのスイフトだと、非力ながらもそれなりにエンジンを廻して走れるのに対して、3,000回転くらいで頭打ちするソリオでは、トロすぎてアクビが出てしまう。
・・・ということは、CVTの現行スイフトもひどく退屈なクルマになってしまっているんじゃないだろうかと。
やはり、次のターゲットはマニュアル車てことになるのかもしれんね。

※誤解を受けるかもしれないのでちょいと捕捉
ファミリーカーとしてのソリオは、スイフトよりも絶対お勧め。
何しろ運転していて不安要素がまったくないので、誰でも安心してドライブできる。
一方、旧型スイフトは結構じゃじゃ馬で、アクセルの加減をミスると簡単にリアが流れてしまう。
まぁ、FFなのでそのままクルマに任せておけば勝手に復帰するけれども、スイフトに乗りたてで峠道に行ったときには、結構キモを冷やしたりした。
ただ、一つ気になるのは、タイヤの限界?辺りでのソリオの挙動。
速度高めにコーナーに入った時に、ヌルッと足回りがヨレている感じがすること。
重心が高めでタイヤが細く、車体の剛体感が高いので、足回りが負けてクルマがコーナー外向けに平行移動してるのかな・・・とか思ったりする。
スイフトの場合だと、タイヤがもっと粘るので、同じ速度ならすべることはないし、すべる時は結構豪快に外に飛んでいくので、慣れないうちはビックリするものの、乗りなれてしまえば限界が分かりやすい。
そういう意味では、たとえば家族で共有ならソリオだが、自分で占有ならスイフトかなと思う。