デジタルカメラマガジン2月号

...の画質評価をベースに色々言われているE-300だけど、まぁ、敢えて一言言わせて貰えば、『値段なりだろ』と。

個人的には、それなりの画質をクリアできるのは300万画素くらいで、400万画素もあれば必要十二分、ただし、画素数が多くなることによりトリミングもできるし、相対的にノイズも小さくなるのでベターではある。
まぁ、そうは言いつつもデジ一眼を求めてしまうのは、『必要充分な画質』を得られる撮影条件の制限が緩いから。
暗すぎる場所、明るすぎる場所、動きの速い被写体、超ズーム、超マクロ...などなど。

コンパクト機は平均値的に高レベルでバランスしているが、デジ一眼はレンズやフラッシュの構成によって、コンパクト機と比較すると守備範囲はそれぞれ狭くなるものの数ランク上の画質を得られるし、オプション機器(レンズを含む)を揃えれば結果的にコンパクト機より撮影できる条件も広くなるワケで。
E-300は安いキカイだし、それゆえに撮影できる条件の制限も他のデジ一眼よりキビシかったりするが、まぁ、それはそれで承知の上の買い物なので、わかり切っていることをクドクド言われても、あぁ、だからどうした?と応えるしかないワケで。

ただ、正直、本命のデジ一眼を買うまでのツナギのつもりで買ったE-300だけど、投資した価格以上のモノの価値はあるんではないかと思ったりしている。
今のところ全部合計した金額は20DのISレンズセットも買えない程度だけど、一応、広角から超望遠までカバーできてる(ちょうどFZ20とほぼ同じくらい)し、撮った写真はアタリハズレは大きいけど、FZシリーズでは決して撮れなかったモノも撮れてるしで、まぁ、後はキカイの性能のほとんどを発揮できるように自分の腕を上げてかないといけないよなぁ。