それはまるでマボロシのような...

先週末の時点で入手できたカメラ雑誌をざっとながめてみたが、キヤノンの例のトラブルについて言及していた雑誌は今のところデジタルカメラマガジン一誌のみだった。
もっとも、デジタルカメラマガジンの記事にしても、小さい文字でさわり程度の記述しかなく、これでホンマに用事足すんかいなというギモンも残ったりなのだが。

そもそも、キヤノンは新聞で1ページまるごと使ったお詫びを出してもいいくらいなのにそれをやらない。
まぁ、そこまでやらないにしても、せめてカメラ雑誌の片隅にでもお詫び記事を出すくらいはした方が心証もいいと思うのだが、それもやらない。
そのクセ、製品の広告だけはしっかりやっている。
まぁ、トラブルの起こったハイエンドの2機種については、さすがに広告は出してなかったけれども。

...って、そう言えばレキサーも『信頼が...云々』て広告は相変わらずだったっけ。
まぁ、アタマ下げれば何でも解決ってワケではないけれども、逆にアタマさえ下げない企業の姿勢っていうのは、事実上最強のカメラメーカーであることの立場ってものがよく分かっていないというのか、あるいは分かりすぎているからこそ敢えて唯我独尊の道を逝くのか、はてさて...