噛めば噛むほど味が出る

...なんて讃えるほどに、スゲー良いモンでもありませんが、当初、全然使えね〜と評していたほどまでは悪くはないかなと>RD−XS57

まぁ、ある意味ではパイオニアさんの77より使いやすい部分も(少々)あります。

ただ、いまいち良く分からないのが、全然統制の取れていないユーザインターフェース。
取りあえず、操作キーは全体的に統一しておけよ...とか、一見すると『各』ナビ機能は同じレベルに位置しているように見えるのだけれども、なぜか『編集ナビ』だけ『見るナビ』の下位になってしまう(なんで『編集ナビ』の中で編集対象が選択できないんだぁ〜[シンちゃん風叫び])...とか、入力文字種選択で、早送り(再生の右側の)ボタンを使うなら下方向に移動するのがフツーなのに、なぜ上(戻る)方向に移動するんだ... とか、独立したスペースキーがない...とか、『保存』するのに、『戻る』キーを押したり『モード』キーを押したり、画面によっていちいち違うのはなぜ?とか、納得いかないことが多すぎる。

そもそも、あのリモコンの3割くらいしかキーを使ってないっちゅーのに、絶対これは必要だろと思うキーが存在しないっていうのはどーゆこっちゃ(『保存』キーというのはあった方がいいと思うぞよ)。

まぁでも、元ソフト屋のヲイラにも分かることは、東芝RDシリーズって、家電屋さんが仕様を作ったんぢゃなくって、パソコン屋が仕様を固めたんだろうなぁ〜ということ。

それとは逆にパイオニアなんかは、きっちり家電として製品を設計していると思うんです。
まぁ、それは恐らく、松下とかソニーなんかも同じ(家電的)ではないかと。

パソコンとの連携を考えているユーザには好評だが、純粋にホームユースとしての東芝製DVDレコが今ひとつパッとしない感じがするのは、こーゆところに原因があるんぢゃないかと思うのデスよ。

※実際問題、パイオニアのDVDレコは、リモコンを見ればすぐに機能を理解できるし、ちょっとしたクセさえ掴めば、あまりマニュアルにお世話にならずにそこそこ使えるんでわないかと思う。
一方東芝のDVDレコは、何枚かDVDを造った今の時点でも、基本的な操作でとまどうことがあったりする。
辞書みたいな厚さになっても構わないから、何でもかんでも取り込んだ重量級マニュアルと、ペラ1枚のサルでも分かる超軽量マニュアルの2冊体制にすればよかったのに。
中途半端な厚さと内容のマニュアルを3冊同梱しても、ユーザを悩ますだけだということが、なぜ分からん?クス