シマシマ問題について

つまるところ、ニコン擁護派と批判派が分かれているのは、すでにシマシマそのものが問題ではなくて、シマシマ問題に対するニコンの対応について、それぞれがどう感じたかという、極めて主観的な判断基準に基づいているワケなので、恐らく相互に理解することはないであろうと思ったりする。

...で、ヲイラとしてはこんな感じ↓

１）ヲレ的には、シマシマは大問題である。
...ってゆーのは、シマシマが出やすい状況って言うのはヲイラが好む撮影状況でもあったりするワケだし、それに加えて、たとえば飛行機みたいなキカイ物の場合、恐らくシマシマが目立ちやすい。
実際問題、デジカメウォッチの初期のサンプル画像（船のヤツね）でも、蛍光灯とか写してないのに、しっかりシマ出てたし。
気にならなければ問題ないというハナシもあるが、気になるレベルなんだもの、仕方がないよな。
そもそも、E-300では購入以来、かれこれ三千枚ほど撮影しているけれども、こーゆシマシマみたいなのは出たことはないワケで、高密度撮像画素だから云々て言うのは、仕様的にもっと厳しいフォーサーズでまったく問題ないという事実の前には単なる泣き言、みっともない言い訳としか思えんのデスよ、ハイ。

２）D200は本当に画質が良いのか？
同じ日に撮ったD200とE-300の画像が手元にある。
ただし、D200はいわゆるプロカメラマン（詳細は不明）によるライティングとカメラの設定、そして専門のモデル。
一方のE-300は、ほぼ標準設定で、ライティングは不定、モデルはと言うと、撮られることよりもインフォメーションの方が専門なので、モデルとしては素人並みというレベルのが混ざっていたり。
つまるところ、条件的にもかなりハンデが付いた状況下での撮影だったE-300の方はまぁまぁ、満足と言える成果を得たのに対して、D200の方は、ホントにこれが1000万画素超の最新の機体？...という感じだったのでした。
D200の画像で特に不満を感じたのは、あまりにも解像感がないこと。
前述のモデルの撮影でも、なんかぼや〜んとした画像だなぁ...と思っていたんだけれども、雑誌とかの解像度チェックのチャートの撮影結果とか見てみると、やっぱり、ぼや〜んとした感じなのだった。
う〜ん、ニコンさんて、もっときっちり解像する画作りだったと思うのだがなぁ...
まぁ、画質と言った時に解像度だけ評価しているワケではないけれども、少なくともD200の解像感は下位の機体以下ぢゃないかという疑惑が...

３）ニコンの対応について
ニコンの対応については、まぁ、そんなものかなぁ...という感じ。
実際、シマシマ問題は、よほど酷いレベルの機体でない限りは、フツーの人は気が付かないかもな〜と思えるし。
ニコンがイマイチやる気ないように見えるのは、とりあえずD100後継機としてのスペックは満たしているし、市場の評価は悪くないし、文句言う客には個別対応するワケだし、それでも満足できない客にはもう少し出費していただいてD2Xという選択肢もあるワケだし、ニコンとしてはこれでベストを尽くしているという認識なのだろうと思う。
まぁ、そーゆワケで、ニコンがこれで十分と思っているのであればそれはそれで仕方がないことで、文句を言いつつ、将来的には状況が改善されるのを望みつつ、今回（D200）はパスということで、個人的には決着が付きました。

つまるところD200は、遺伝子レベルで問題を抱えたコであったワケで、成長するにしたがい（調整によって、あるいはユーザの使いこなしによって）日常生活に支障が出るということはなくなったものの、一流アスリートとして競技に参加すること（厳しい状況での撮影）はできませんてことで。
ただ、何しろ遺伝子的に期待を集めて産まれてきたコなワケで（たとえて見れば谷ジュニアみたいなもので）、なまじ周囲の期待が大きかった分、ガッカリ感は異常に高まったというワケなんだろうなぁとか。
それに、なまじお兄さん（D2X）がそこそこの出来だっただけに、これで観音家に一矢報いることができると関係者一同、喜んだんですが、結果は...
まぁそれでも、アイドルとしてはそれなりの人気のようで、一時的であれ、スーパーアイドルぞろいの観音家と互角の戦いをしたものの、デビュー時の無理がたたって、現在は事実上のアイドル活動休止状態ということで、元気に芸能界に復帰することが望まれる...という感じですかなぁ。クス
まぁ、ヲイラとしてはニコン家にアイドルの素養は求めていないので、それだったら最近は結構、基礎体力も付けてきているというウワサの観音さんにお世話になってもいいかと。
何しろ観音さんは客商売がとてもお上手だったりするワケで、付き合ってもイヤな思いをすることはあまりないのではないかなぁ〜みたいな。クスクス