新マザー導入記(完結編)

新マザー換装がとりあえず落ち着いたので、まとめておきます。

1)新マザー導入の目的
今まで使用していたテスト環境のスペック(Celeron/1.1GHz)が、安いノートPCにも負けるようになっていた。
また、WinVistaのリリースが近づいてきていることもあり、WinXPが十分高速で動作するパソコンを、とりあえず1台確保しておきたかったため。

2)新マザーの要求仕様
なるべくシンプルなマザーで、基本的に拡張スロットは使わないようにする。
ただし、シリアルATAIEEE1394、ギガLANは必須とする。
無難な構成ということで、結局インテル純正マザーとなった。

3)ハードウェア構成(OS含む)
結局、下記の構成で落ち着く。
ケースは古いタワー型を流用。
ちなみに、ATXでもない特殊形状のケースであるため、I/Oシールドは非使用。

・マザー[Intel D945GTPLKR] - ¥15,470-
・CPU[Intel Celeron-D351] - ¥9,270-
・RAM[Unknown 1GB] - ¥11,470-
・HDD[HITACHI SATA-250GB] - ¥11,400-
・DVD[IO-data DVR-AN16RL] - ¥7,890-?
・HD Case[RATOC SA-RC1A-JG] - ¥6,980-
・OS[Microsoft WinXP/Pro] - ¥20,180-

...で、しめて¥82,750-也。

4)その他いろいろ
パラレルが1系統しかないマザーということに後から気が付き、失敗したかなと思ったものの、シンプル構成という意味では内蔵SATA-HD一発の方が有利かなと後から思ったりした。
まぁ、どうしてもパラレルATA環境が必要ということであれば、前のマザーを流用したまな板機もあるので、そちらを利用することになると思う。

自宅のメインマシンはPenM/1.6GHzで、十分に速いと思えるものの、やはりデスクトップの3.2GHzというのは、さらに別格の速さを感じてしまう。
パソコンでゲームをしないヲイラには、CPUはこんな程度で十分なので、むしろストレージ関係に投資しておきたいと思ったりするんだな。

1GBで1万円ですか...
ノーブランドでビミョーに怪しいメモリはもっと安いのもあるんだけれども、メモリ如きでハマるのは結構厄介だったりするので、今回はショップお奨めの1GBを1枚ということにした。
まぁ、ヲイラの作業内容から言えば、こんなもので十分ス。

当初、まな板PCとなる予定だったため、RATOCのeSATA-HD化ケースを買ったものの、タワーケースに入れることになって、普通のリムーバブルケースを追加購入した。
最終的にはもう1台、SATA-HDを購入して、eSATA-HD化ケースに入れて使用する予定。

トラブルの原因となったDVD-ROMドライブの代わりに、安いDVD-ROMドライブでも...と思ってヨド梅に出撃したのだが、2層対応でも実売7千円台であれば、敢えて安さを追及することもないということで、結局、多機能タイプに落ち着いた。

割高だが、OSは必ずWinXP/Proを選択している。
パッケージ版のWinXP/Homeも手元にあったりするのだが、結局、評価だけに終わっている。

電源は、今回新たに購入したものではなく、前のマザーで使っていたものを流用。
実は、本来ケースに付属していた電源ユニットは、マザーと一緒に強奪されてしまっているのだった。
最近の電源ユニットは24ピンだが、今回使用しているのは20ピンの少し古いタイプ。
本当は電源ユニットを交換したいところではあるが、前述の通り、今回使用したタワー型ケースはゲートウェイのPenIIワークステーションの流用で、ATX対応ですらないシロモノ。
...というワケで、一般の電源ユニットはビミョーに入らず、MicroATX電源を上下さかさまに設置していたりする。

すでに電源が1コ余るのが見えているのに、さらに電源を追加購入というのももったいないハナシなので、たまたま目についた20ピン→24ピン変換コネクタという、ちょっと怪しいアイテムを使用してみることにした。
結果的には、まったく問題ナシ。
まぁ、拡張ボードは一切存在しないし、FD、光ドライブ、HDは1ヶずつのシンプル構成だったのが幸いしたのだろうと思うけれども。

5)...さて、これで何年戦えるかにゃ?
まず、一つの制約として、会社の基幹システムがWinVista対応を終えるのに、OSのリリースから2年は必要かなと思ってみたりする。
つまり、WinVistaは2007年初頭リリースなので、2009年度で何とか対応できるかなというところか。

もう一つの要因として、会社のパソコンはほとんどリースなので、3年間は同じパソコンを使い続けなくてはならないということ。
したがって、基幹システムの対応がWinVistaのリリースとほぼ同時期だとしても、その年度にリースされたWinXPパソコンは3年間は会社で使われることになる。
もっとも、さすがにWinVistaプリインストールのPCが大多数を占めるようになると、WinXPを使い続けることのデメリットも大きくなっていくので、最後に残ったWinXP機は、入れ替え時期を多少前倒しする可能性もないワケではないけれども、それでも最低3年はWinXP機のサポートが必要になると思われる。

...というわけで、とりあえず3年が目標というところだけれども、つい先日までK6-2/400MHz機が現役だったことを考えると、3年と言わず、5年くらいは使えそうな予感がしてみたりしなかったり...