Webサーバを立ち上げるのは簡単だが、維持していくのはタイヘンだ

...ということが分かっていないプチ偉い人が多くてタイヘンです。

2年くらい前だったか、拠点のWebサイトを立ち上げようというハナシが持ち上がったので、とりあえず古いパソコンにメモリとHDを追加してWin2Kを入れてフリーのWebサーバのソフトを入れて稼動を始めた。
もちろん、Webサイトを運用していくには人手がいるので、各部署のアシスタント(もちろんみんな♀ね)のパソコンにホームページビルダーとか入れてサーバに共有フォルダを設定して直接ファイルを操作できるようにしておいた。

結果...
まがりなりにでも更新できていたのは1〜2ヶ月間程度だったろうか?
結局、今現在、マトモに更新ができているのは、パソコンやサーバのお守りをしているヲイラの持ち分だけなのであった。

どうして更新が滞ってしまうのか、いくつか理由が考えられる。

1)ネタがない
ネタがない、あるいは本当は業務上、ネタになる事象には事欠かないのだけれども、それに気が付いていないのか、あるいは逆にそれに気が付いてしまったが故に、ネタがないの一言で逃げようとする。

2)ヒマがない
これは真実である。
しかし、いつも業務時間の終了とともに帰ろうとする習慣を改め、15分でも職場に残ってホームページビルダーを操作すれば、不可能なことではない。

3)やる気がない
モチベーションがあがらないのは、Webサイトに過度な期待を抱く上司と、その効果が見えない手下との温度差による。
まぁ、どちらもWebというものの特性を良く分かっていないということが最大の原因なのだけれども。

そもそも、ちゃんと体裁の整ったWebサイトを立ち上げるためには、初期にはかなりのマンパワーを要する。
特に会社で立ち上げるWebサイトの場合、担当者はやりたくてやっているワケではなく、むしろ余計な仕事を抱え込んだよマイッタよ...みたいな感覚でいることが多いワケで、通常のアシスタント業務をこなしつつ、HTMLの書き方を勉強しながらそれなりのモノをつくりあげていくのは結構タイヘンだ。
...と思ったので、前回は適当なサンプルページをつくって見せたのだが、それを見た担当者曰く、『なぁんだ、もうつくってあるんなら必要ないぢゃん』。
...ってをひをひ、それは単なるサンプルだって言ってるぢゃんよと....

Webサイトつくりは創作活動である。
趣味のサイトなら画像の数十枚も並べておけば体裁も付くが、それが仕事となると書かなければならないテキスト量が結構あったりする。
したがって、最初は極力新規にテキストを起こさず、必要最小限の記述にとどめ、すでにワードやエクセルやパワーポイントで作ってあるドキュメントをPDF化し、そこに辿るリンクだけ明示しておけばいい。
...という簡単なことが理解できなかったりするんだな、これがまた。
...で、バカ丁寧に常に新規にHTMLドキュメントを記述しようとしたら、そりゃ確かにタイヘンな事業ですなぁ。クスクス

とにかく、なるべく楽することが大事。
ネット上に他の人が書いたモノがあるのなら、ぢゃんぢゃんリンクを張ってしまえば良いのだ。
そもそも、Webで公開するのは他の人に見てもらいたいからなのだから、リンクを張るのにいちいち許可なんか取ってられるかよと。

...って、書いてる途中で睡魔がまぶたを襲撃しております。
とりあえず寝るっス〜