小異を論じ大異を忘る
アナログ世代の盲点は、アナログ上等、デジタル下等と決め付けてしまうことにある。
音楽の本来の姿を生演奏とするのであれば、スタジオでパートごとに録音することにより失われる演奏者どうしの緊張感や感覚の共有感などは無視していいのか?とか。
あるいは、音を拾うマイクにしても、その性能限界以上の音は切り捨てられてしまうわけだし。
そもそも、アナログ→アナログのコピーを実施した時点で、かなりの情報量が失われてしまっているはずなのだが、それを無視してしまっていいものかと。
だいたい、デジテルとアナログを比較することと、非圧縮のデジタルと圧縮されたデジタルを比較することを同じレベルで語っていることが、どうにもヲイラには居心地が悪いっス。
...で、結局、結論としては彼の人生は1TBのiPodに収まるほど矮小なモノなんですと。
...あぁ、なるほどと思ったしだい。クス