RAIDはやっかいだ

2007.10.07:若干補足

RAID1(ミラーリング)なHDで、起動時にchkdskが実行されるがエラー終了してしまうので、毎回起動時にchkdskになってうっとおしいというトラブルがあった。
RAID状態でいろいろやってみたものの、結局解決せず、下記の方法にて何とか解決した。

1)2台でミラーリングしていたので、片方のケーブルを外す。

2)残った1台で起動すると、RAIDユーティリティ上ではエラーがでるものの、Windowsは普通に起動するので、そのままchkdskを実施する。

DELLの企業向けモデルにはDiagのソフトがインストールされており、Windowsが起動する前に一度それを走らせていたので、この時点でハードウェアの問題ではないことは分かっていた。
ハードウェアの問題の場合、両方同時に壊れるということはあまりない(ロット不良の場合は次々と壊れてゆくことはあるけれども、本当に同時多発という可能性は少ないはず)ので、生き残っている方を以降の作業で使用することになる。

3)単独ドライブでchkdskのエラーが出なくなったら、シャットダウンしてもう1台を接続する。

4)自動でリビルドがかかるので、そのまま放置。

※これは、チップセットが内蔵しているRAIDの機能を使用しているからで、後から増設タイプのRAIDだと、手動でRAIDを有効/無効の設定をしないとダメかも〜...って、最近のキカイは大丈夫なのかな?

5)勝手に復旧してくれるので、RAID有効な状態で一応、chkdsk の実施テスト。

※ただし、上記の作業でクリアできるのは、HDにハードウェア的な損傷がない場合。
 本当にHDが逝っている場合には、当然HDは交換せんとアカンですよ。クス

なんだかんだ言って一番時間がかかるのはリビルドの作業で、500GB×2構成で3.5時間でした。
それに加えてRAID復旧後のchkdskもかなり時間がかかってみたり。
RAIDは『使える』機能だけれども、復旧時の手間が少ないという意味ではRAID1よりRAID5の方がいいなぁと。
まぁ、会社のNASみたいにハードディスク14台のフル構成みたいなことをすると、すぐに家が買えちゃうくらいの値段になっちゃうけどね。クス