底辺Win7ネットブックを、WinXPにダウングレードする

タイトルの件で、しばらく前からハマっている。
ハマると普通は凹むところだが、ブログネタ的には非常においしいことなので、これからも継続してレポートしていきたいかなと。

ところで...
今さらWinXPをインストールすると言うと、OSのライセンスはどうなっているか疑問をもつ方がいるかもしれないので、一応、説明をば。
DSPWin7/Pro、Win7/Ultにはダウングレード権があり、Win7/ProはWinVista/Busに、Win7/UltはWinVista/Ultに、そしてWin7/ProとWin/Ultは両方とも、WinXP/Pro-32bitまたはWinXP/Pro-64bit、WinXP/Tabへのダウングレード権がある。
こちらの手元には、Intelの120GBのSSDと合わせて購入したDSP版のWin7/Proがあるので、120GBのSSDネットブックに組み込んで使用という前提で、ダウングレードしたWinXP/Proを使用可能ということになる。
ただ、今の時点ではまだ動作確認中なので、元々搭載されていたHDDに試験的にインストールしているという状況。
インストール手順の確認、動作チェックなど検証が一通り済んだ後、SDDに換装の予定だが、まぁ、いつになることやら。

※ちなみに、ダウングレード権はいつまで有効かと言うと、現状ではOEMWin7の提供が終了するまでとなっているらしい。
Win8の登場が年末に予測されてはいるものの、その時点でWin7が収束する可能性はまったくなく、少なくともWin8-SP1がリリースされる頃までは大丈夫かなと。

ところで...
なんでWinXPへのダウングレードがこんなに大変なことになっているかと言うと、今回購入したネットブックに搭載されているチップセットがNM10 Expressで、これが公式にはWinXPをサポートしていないらしい。マジで?
ただ、公式サポートはないながらも、ネットを探せば必要なドライバなどは見つかるもので、試行錯誤しながらセットアップを進めている次第。

セットアップに必要なハードウェア情報をおさらいすると、以下の通り。

0)本体     :イオン(マウスコンピュータ) LB-M115ST-BK

1)チップセット :Intel NM10 Express
2)グラフィック :Intel GMA 3150
3)オーディオ  :Realtek High Definition Audio
4)有線LAN    :Realtek PCIe FE Family Controller(RTL8xxx)
5)無線LAN    :Athero AR9285
6)ハードディスク:SAMSUNG HM250HI

今回の場合、WinXPでフルに性能を発揮するためには、上記のすべてにドライバが必要だ。
一方、Win7の場合は逆に、すべて自動でセットアップされるので、何らかの不具合があった時にドライバのアップデートをすればよい。

WinXPで必要なドライバの入手元は、下記の通り。

1)チップセット :Intel NM10 Express
2)グラフィック :Intel GMA 3150
⇒上記二つは、Intelのサイトから。

3)オーディオ  :Realtek High Definition Audio
4)有線LAN    :Realtek PCIe FE Family Controller(RTL8xxx)
⇒こちら二つは、Realtekのサイトから。

5)無線LAN    :Athero AR9285
⇒これは、Atheroのサイトから。

6)ハードディスク:SAMSUNG HM250HI
WinXPAHCIモードが使えるのであれば、IntelのサイトからICH7R用のドライバをダウンロードする必要があるが、クリーンインストール時にICH7Rのドライバを読み込ませるとブルースクリーンになって失敗したので、とりあえずIDEモードでクリーンインストールしておいて、ドライバのインストールが完了後、BIOSでモード変更をしてみようと思う。