超初心者向けカメラ講座・撮影編の1

とりあえず、フルオートで撮影を開始してみるわけなのだけれども、初心者にありがちな失敗はというと、こんな感じ↓か。

・日の丸構図
・建物や風景の前で、カメラ目線の単調スマイルばかり
・手ブレ補正付きなのにブレブレ
・むやみにフラッシュ

・日の丸構図
いかにも初心者な写真になる原因として代表的なのは、日の丸構図と呼ばれるもの。
たとえば、人物の顔を画面の中心に置いてしまうと、その人物の上に妙に空間のあいた間抜けな写真になってしまう。
これを防ぐには、カメラを少し下向きにして、被写体の頭上の無駄な空間を切り詰めればいい。

・建物や風景の前で、カメラ目線の単調スマイルばかり
記念写真ばかりでは単調になってしまうので、それを防ぐ工夫を一つ。
ターゲットが並んでカメラを見つめる前に、数枚撮ってしまう。
すると、カメラ用の表情をつくる前の自然な姿が撮れるはず。

・手ブレ補正付きなのにブレブレ
手ブレ補正を過信するべからず。
三脚、一脚を使う。何かに寄り掛かる。呼吸を整えて静かにシャッターボタンを押す。暗い場所だとシャッターが切れるまでの時間が長いので、シャッターボタンを推した直後はすぐに体を動かさない…などなど。

・むやみにフラッシュ
個人的には、多少ブレてもフラッシュ無しの方が自然な色合いになるので好ましい。
また、フラッシュを光らせるのをあまり好ましく思わない人もいるのでご注意を。
昔実家で飼っていた犬は、あまりにフラッシュをたいて写真を撮ったものだから、カメラのレンズを向けるとソッポを向いてしまうようになってしまった。