PCは、薄型TVの二の舞になってしまうのか?

PC Watchより

PCは、薄型TVの二の舞になってしまうのか?
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/20130218_587970.html

WinXPの終息、Office2003の終息、そして消費税の引き上げ。
確かに、この3つの要因は大きいと言えるけれども、反動はTVほどではないような。

1)企業のPC入れ替え
計画的にPCの入れ替えを実施している企業は、恐らくWin7-PCに置き換え済み。
無計画にPCの入れ替えを実施している企業は、特にタイミングは気にしないような。

2)個人のPC入れ替え
実は、世間にはまだ、WindowsXPよりも古いPCが結構稼働している。
今の時点で旧Windowsで満足しているユーザは、2014年を迎えても、満足したままの可能性が高く、また、スマホタブレットに移行済みで使用頻度が激減している可能性も高い。

3)Officeのバージョンアップ
Windowsに付属のOfficeを使用し、バージョンアップしないというユーザは多いと思う。
また、この機会にフリーのOfficeに移行するユーザも多かろう。

4)消費税
これが一番の理由になるかなと思うけれど、今さらPCの新品が必要な層がどのくらいいるのかなと。
買い替えついでに非Windowsタブレットに移行、あるいはスマホで足りてるから不要…というユーザは多いような。

薄型TVと異なる展開を見せるであろう一番の理由は、アナログTVはあるタイミングで一斉に置物と化してしまったけれども、セキュリティに不安をかかえつつも、PCは普通に使えてしまうというところにある。
マイクロソフトが無策のままであれば、恐らく特需というほどの状況にはならず、必要な人が買い、必要ない人は買わないというしごくまっとうな売れ方をしていくことだろう。