悩ましくも楽しい日々...

熟練のワザ、ここにあり


電脳アイテムは、こうやって悶々と考え悩む時間が一番愉しかったりするワケだが、それにしても実に悩ましげな問題ではある。
詰まるところ、一番の解決策は、欲しいモノは全部買い、いらないと思ったら順次処分ということになるのだろうが、ヲイラってば割とモノに執着する方なので、一度手元に来たキカイには愛着を持ってしまい、なかなか処分できなかったりするのだよ。
まぁ、現実には、ある程度先のことが読めるだけの知識はあったりするので、実際に購入に至らないことの方が多いワケなんだが、それでも物欲が理性を超えて作動することも多々あって、買った後になってから失敗したなーなんて思うこともままあったりするな。

さて、うだうだ言っていても仕方がないので、現状をまとめてみる。
基本的には、いわゆる作品と呼ぶような高尚なモノではなく、Webで公開することを前提としたスナップ写真が多いわけで、そんなに高度な機材が必要だとは思っていない。
ただ、最近は望遠から広角まで幅広く使うことが多い上に、連射性能も必要とするケースがあり、結果的にコンパクト系デジカメでは力不足を感じているんだな。
また、このところキッスデジ、D70など、比較的廉価なデジ一眼が潤沢に市場に出回るようになっているので、ぼちぼち一眼の世界にも足を踏み入れてみようかとも思うようになった次第。
まぁ、単にまだ見ぬ世界に足を踏み入れたいだけというハナシもあるが。クス

...で、せっかくデジ一眼を買うのであれば、FZ10と比較して、すべての性能で勝ってくれないとなーとか思っていろいろ調べてみると、実はFZ10を超えるためには、少なくとも本体はD2H以上、レンズに至っては白レンズクラスを複数揃えなくてはならないということが分かり、をひをひ、いったいナンボ投資せなアカンのやコラ...という感じ。
そーゆ意味では、実はFZ10ってばすげーキカイなんだ(まぁ、スペック的にはね)ということがよく分かる。
何しろ、12倍ズーム全域でF2.8(そんな一眼用レンズなんてこの世にねーよ)で、しかも手ブレ補正付き、そして秒4コマ連射可能(あのD70でさえ秒3コマがやっと)、マクロはフィルター前面に付いた汚れにピントが合ってしまう程寄れるし(事実上、ゼロ距離撮影可とゆーこと)、だいたい、それだけのスペックをデジ一眼で実現するとすげー重くて、常時三脚必須になってしまうしな。

...とゆーワケで、FZ10を中核に、不足な部分を新デジカメでカバーすることを考えた。
望遠は、ちょっとお金がかかりそうな感じだったので、まずは広角...ということで、
1)FZ10にワイコン
2)広角重視のコンパクト機
3)デジ一眼に広角レンズ
...の3つの方法を検討してみたりする。

1)純正ワイコン、レイノックスやケンコーのワイコンなどなど、選択肢は多いものの、どうしてもワイコンはフィルター径が大きくなってしまい、下手するとフィルターの方が値段が高かったり(そこまで言うとオーバーか)、そもそもレンズと干渉してフィルターが付けられなかったりなので、あきらめた。

2)広角重視を考えた時に、タイミング良く現れたのが松下のLC1だった。
...で、思わず買ってしまったのは良いが、どうも機能的に中途半端感が拭えず、今ひとつ使用頻度が上がっていない。
まぁ、カメラそのものは気に入ってはいるんだが、ヲレの望むところとはちょっと方向が違ったってゆーかねぇ...

3)今のところ、もっとも良い解になりそうなのがコレ。
ただし、キッスデジやD70では、性能的に不十分なところがある(特に連射速度)ので、むしろその上級の10D、あるいはD100の後継機が気になっている状況。

結局、どれも今ひとつ決め手が欠けるというか、どれを選択しても不完全燃焼な結果に至りそうだったので、とりあえず保留...と思っていたところに、今度はFZ20が発表されて...
まぁ、単純に高画素化されただけだったら、あまり気にはしなかったのだが、FZ10を使う上で感じていた、ウィークポイントのいくつかが改善されているとか。
...とゆーワケで、ぼちぼち調子が悪くなっている(ような気がしている)FZ10を予備機に降格し、とりあえずFZ20をメインに、しばらく過ごしてみようかな〜などと思ったりな日々なのであった。