ちょっかいをかける相手は選ばないと...

まだヲイラが二輪に乗っていた頃、態度の悪い運転をするクルマがいたので、ちょっかいをかけたらヤクザ屋さんのおクルマでやんした。

『あんちゃんあんちゃん、ウチの事務所に顔出してもらおうか?』
...みたいなお誘いを受けてしまったので、丁重にお断りしてトンズラこきましたですよ、ハイ。

まぁ、若気の至りと言うか、魔が差したと申しましょうか...

あの時調子に乗ってヤクザ屋さんのところに行ってたら、その後どうなっていただうかと考えると、いまだに冷や汗ダラダラもんでございますのよ〜。クスクス

ともあれ、それ以来、クルマを運転する時には相手のことを良く観察するようになりましたとサ。

今回亡くなった千春嬢の場合、抜かれたからっていちいちクラクション鳴らしてしまうというのはいかがなものかと。

ハンドルを握ると俄然気が大きくなって無茶なことをやり出すオカしい人が結構存在するんだけれども、彼女もそんな一人だったんではないかという疑いを抱いてしまいがちなワケで。

それに、せっかくクルマを止めたんだから、ヤツが行ってしまうまで根比べするという方法もあったかと思う。

女性のクラクション如きでキレるようなヤツなら堪え性もないだろうから、ガマン比べすればアッサリ勝てたかもしれないのだけれども、結局、シビレを切らした時点でお嬢の負け。

逃げる若い女を見たら、そりゃ男たるもの追いかけたくもなるわなと。

...って、書いてると何だか戸田被告の弁護をしているみたいだけれども、確かに悪いのは100%戸田被告ではあるんだけれども、後部座席にいながら何もできなかったオヤジが一番情けないような...って、ここまで書いてから初めて気が付いた。

運転してたのは、娘の友達だったんやね。
...ってことは、むしろ悪いのは、自分からケンカ売っときながら反撃食らったらブザマに逃げ出し、仕舞いには自爆した娘のお友達サマのような...