夜ドライブの恐怖

夜の峠道を流して走って、こじんまりとした住宅街に入ってすぐのこと。
道端に猫がいたので、何となく速度を落としたら...子猫と目があっちゃったよ、をひ。
おそらく先に見た猫は親で、轢かれた子猫を前に、なすすべもなくうろうろするばかりであったのだな。
子猫の頭部を真っ赤に染めた血の色が、やけに鮮やかだったのだよ...