放射能はどれくらいヤバいか?おいちゃんなりのまとめ

おいちゃんが住んでいる街(仙台市内だよ)の最新(昨日)の測定値は、0.07マイクロシーベルト毎時とか。※県の独自調査による
福島から遠いはずの実家(奥州市なのね)の場合、先月末頃のデータで、0.3マイクロシーベルト毎時くらいと、ちとお高め。※県の独自調査による
原発から北西約50kmの伊達市はさすがにケタが違っていて、昨日時点で、2.3マイクロシーベルト毎時なんですと。※県の独自調査による
...と、あえてデータを並べてみたのは、見た目にわかりやすくするため。
ちなみに、世界平均は0.27マイクロシーベルト毎時なので、実家付近と同じくらい。
日本の平均はその半分くらいで0.16マイクロシーベルト毎時なんだけど、つまり、隣県に死に体の原発があるこの仙台での今の時点での被ばくリスクは、日本全体で見ても少ない方と言っていいかと。

※世界には高自然放射線地域と呼ばれる場所がいくつかあり、一番高いところでは平均値で世界標準の4倍程度、ひどい時にはさらにその30倍近い数値が出ることがあるとか。まぁそれでも、自然放射線に起因する病気の発生とかは確認できていないんだって。ちなみに、自然被ばくの半分は大気中のラドンによるもの。ラジウム温泉に含まれているアイツです。ただし、ラドンは体内に入っても2時間ぐらいで抜けてしまうので、健康に害にはならないとか。また、1回の入浴による放射線量は0.3から0.5マイクロシーベルト毎時というデータが転がってました。つまり、1年間ずっと入浴しっぱなしでも、他の人の倍くらい放射線を受ける程度ということ。ぶっちゃけ、心配するだけ損なレベルですね。

ところで...
東京とニューヨークの間を往復すると、200マイクロシーベルト放射線を浴びるんだとか。
ということは、国際線のパイロットやスッチーなんかは毎日のように飛行機に乗っているわけだから、まぁ、単純に一日おきに日本とアメリカを往復していると想定すると、年間36.5ミリシーベルト放射線を浴びているということになる。
これは、先に書いた伊達市の測定値の倍くらいです。
国際線のパイロットで放射線被ばくの被害がどうこうという話を聞いたことはないし、原発からの距離の割には伊達市の数値はちょっと高めに出ている感じなので、ちょっと乱暴な計算になっているのかもしれないけれども、少なくとも原発から50kmも離れていれば、健康リスクは考えるほどのレベルではないということで。

ただし...
これが半径30km圏内ともなると、場所によっては19.3マイクロシーベルト毎時という、桁違いの数値に。
1年に直すと約170ミリシーベルトとなり、人体に影響が出ると言われている1年あたり100ミリシーベルトをはるかに超えていて、やっぱりヤバそう。
幼少期に数年住んでいたこともある福島が、よもやこんな状況になってしまうとは...(泣)

※ちなみに東京都の場合、なぜか一番数値の高いのが葛飾区付近で、日本」の平均値よりも少し高め程度とか。
※参考までに、致死率100%と言われている数値は7シーベルト
 ただこれは、それこそ目の前で臨界して、青い光がキレイやな〜というような状況下で起こることであって、実際には多少の放射性物質が漏れたからと言っても、すぐに大気と海水で希釈されてしまうので、なかなか健康に害になるレベルには達しないというのが結論じゃないかと。
 それよりもむしろ気になるのは...