災害は、忘れた頃にやってくる

もちろん、東北に住んでいる人間が、震災のことを忘れられるわけはないのだけれども。
なまじ地震慣れしてしまっている状況なだけに、余震に対する備えというか、気構えが薄くなってしまっているような気がしています。
個人的に思うところがあって、余震対策を練り直しているところですね。

地震に対する備え』とか
1)まずは食料、水の確保
2)電源の確保
3)パソコン関連
4)その他いろいろ

1)まずは食料、水の確保
食料は、震災時の物資の残りに加えて、ちょこちょこと備蓄品を増やしています。
震災の実績を踏まえ、主力はアルファ米と乾パン。
アルファ米は、ジャスコで見かけた時に、気持ち多めに買い込んでます。
アルファ米の最大の利点は、軽くて賞味期限が長いこと。
ただし、水がないとアウトなので、飲料水は多めに確保しておきましょう。
ちなみに、市販のペットボトル入りミネラルウォーターは賞味期限が短いので、備蓄向けではありません。
⇒追記:正確には、賞味期限が短いものがあるので注意ということ。
むしろ、20リットルとかの水タンクに水道水を貯めておいて、定期的に入れ替えた方がいいかなと。
ちなみに、水道水の塩素は数日で抜けてしまうので、1週間くらい経過したら必ず加熱すること...だそうです。
⇒追記:某所にて、3日に一度は入替をという記述がありました。でも、20リットルの容器をいっぱいにするのは結構大変。やっぱりペットボトルの方が楽かなぁ。
乾パンは、缶詰型と普通の袋入りをいくつか用意しました。
こちらも水がないとアウトですが、オヤツがわりに気の向いた時にすぐに食べられるので重宝しました。
⇒追記:ウチの両親は幸い、歯に関して言えば心配はないものの、柔らかめで調理なしで食べられるモノを用意しておくべきかなと思ったりするな。
カップラーメンとかは賞味期限が短いし、お湯が確保できないとアウトですね。
パックのご飯は電源が復旧しないとチンできませんが、震災後でもかなり早いタイミングで電気は復旧してくれたので、ちょっと落ち着いてきたら使えそうです。
賞味期限もカップラーメンよりは長い(半年くらい?)ですし、常温保存できるのも利点です。
最近発売されたカップヌードルご飯というのがあって、水を入れてレンジでチンするだけでピラフのような感じになります。
賞味期限は半年程度ですが、味の方も悪くないので、少しだけ買い置きしています。
水も電気も来ているものの、物流がストップという場合には、ありがたい存在になりそうです。

2)電源の確保
趣味のカメラの周辺機器用に数十本ほど充電池がありますが、4月末に最後の充電をしたきりでしたので、片っ端から充電をしているところです。
普通の乾電池は、震災後に物流が落ち着いた頃を見計らって、一流どころのメーカー品で賞味期限の長めのものを選んで、単一から単四まで一式買い置きしています。
最近の電池は5年ぐらいの期限のものが多く、松下さんトコのエボルタなんかは10年もつ!とうたっていますが、たとえば物置の奥に10年しまいこんでいた電池がいざという時に使えるかどうかというのは怪しいところで、それならいっそ、定期的に新しい電池に入れ替えた方が確実じゃないかと。
電源と言えば最近、普通の電気屋さんでもポータブルの蓄電池を売っていたりしますが、効果については微妙な感じがしています。
100Vが使えるのはありがたいけど、数時間しかもたないのでは...

3)パソコン関連
本震の時は会社にいたので効果は発揮できませんでしたが、余震の際はUPSのおかげでゆっくりとシャットダウンすることができました。
まぁ、それなりに効果があるということで、UPSを新しい機種に置き換えました。
地震に限らず、雷などで停電という可能性もあるわけで、使って損はないと思うのですよ。
それから、ノートパソコン用に大容量バッテリも調達していますが、そういえばこれも充電しておかないと...

4)その他いろいろ
風呂に入った後、水を抜かないように習慣付けたり、
自動車はこまめに給油するようにしたり、
自転車のメンテにも気を使ったり、
色々なモノを固定してみたりしています。

あ、そうそう。
自宅と会社のあちこちに置いてある懐中電灯もチェックしておかないと。
電池切れの確認というより、液漏れとかしていないか心配です。
何しろ、ダイソーとかで買った、やっすいモノが多いので...